燗の名人の３１歳、ゴッシーさんに面白いことをききました。

ステムつきのワイングラスとステムなしのワイングラス。

まったく同じ形のグラスなのに確実に味わいが異なるのだそうです。

なぜか。

唇にグラスがあたったときの傾き方が違うため、初めに舌のどの部分に酒がふれるのかで、酸を感じるのか甘みを感じるのかが異なるため、と。

ぐいのみも、ふちがたったものと開いた感じのものだと、前者は甘みを、後者は酸味を強く感じるのだそう。 

器の形状で酒の味わいはどれほど変わるのか？

そんな「実験」してみたいな。

燗つけ師、ゴッシーさんは、そんなふうに器にこだわり、料理と日本酒のマリアージュを追求しています。

今回はとくに、フルムダンベールという青カビチーズと燗のお酒の相性に感動。

先日、ひとノまで、私の料理にあわせて燗をつけてくれるというイベントを行いました。その時の感動といったら！

酒の新たな世界をかいまみた感激でいっぱいでした。

ダシの味にこだわる「おでんやさん」。でも上の写真みて「おでん？」と思う方もおいでかと。お料理もおいしいです。

ゴッシーさんのお店はごでんや 。押上から６分にあります。

どんな「おでん」なのかは是非お店に足を運んで確かめてみてくださいね。