アンジェリーナが日本初出店をしたのは1984年。大学卒業が85年3月で、4月から勤めたオフィスがプランタンの裏にありました。
初めて食べる濃厚なモンブランに「一口惚れ」。
それ以来、私にとってモンブランといえばアンジェリーナとなり、はやン十数年???
亡父は、私がアンジェリーナのモンブランが好きとわかっているからこそ、我が家を訪れる時は必ず手みやげの一つとして買ってきてくれたものです。
子どもたちにとってはアンジェリーナのモンブランは、だから「じーじの味」として今も記憶に刻み込まれているようです。
我が家の最寄り駅にも支店ができ、数年は大喜びで食べていたというのに、数ヶ月前に閉店。
毎年息子の誕生日には彼のリクエストでアンジェリーナのモンブランの特大サイズを買って好きなだけ食べるというのが恒例だったのに、これも簡単には叶わなくなりました。
就職してすぐに夢中になったモンブラン。
亡き父の思い出がいっぱいのモンブラン。
子どもたちも大好きなモンブラン。
このくらいアンジェリーナのモンブランに思い入れをもっている人間って、日本にどれだけいるのでしょう?と我ながら思います。
今日、日本橋三越のアンジェリーナで、思わずモンブランを購入。
すぐに息子にメールをして二人で「やったね!」と喜び合うほど。
最後の晩餐は、炊きたてのご飯と糠漬けと決めている私ですが、余裕があったら、アンジェリーナのモンブランを家族の思い出とともに食したいなと、実は思っているのです。
コメントをお書きください