上海の高校の留学生事情について知る機会があった。
国際部とよばれるクラスを持っているところが上海に十あまり。
うち4つは、中国政府が特別に認定している。
英語で授業を行う2つの学校をのぞき、国際部といってもすべて授業は中国語で行っている。
ある学校の国際部は、99%が日本人学生なのだそうだ。
2/3が中国の大学に、1/3が日本の大学に進む。
ある学校では、40%が日本人。この学校からは日本に帰る子はほとんどおらず、皆中国の大学に進むという。
どこも寮を完備。5時には夕食をとり、夜には自習時間なるものがあって、チューターがついて8時すぎまでさらに勉強するのだという。
中国では「部活」というシステム自体がほとんどないそうで、だから、国際部も「部活」が少なくとも毎日のようにあるところはないらしい。
日本から軸足を海外に移すあるいはどちらでも暮らしていける強さを持つことは、これからの時代、重要だと思う。
ここ上海で勉強する日本人高校生たち、どんな道を進んでいくのだろうか。
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