「おなかがすいた〜」と感じることで、胃からグレリンというペプチド・ホルモンが産出され、これが視床下部を刺激して成長ホルモンの生成を促進するといいます。
成長ホルモンには筋肉を作る、骨を強くするなどの他、脂肪などの代謝を促す働きや、髪や肌を健康にする効果があります。成長期に重要なのはもちろんですが、年齢をへた人たちにとっては若返り?にもつながりそう(若返りホルモンとも呼ばれています)。
理屈を知って納得することで行動にもつながる
ヒトの体と食べものの関係を調べていたら、グレリンの研究論文にあたり、以上のような概要を知りました。
こういうことを知れば、「ダラダラ喰いはやめよう」とか、「食べ過ぎないようにしよう」と考えるようにもなります。
ヒトの身体については、たとえば生物で学習します。
そんな時に、こうした情報がふっと授業に入り込めば、より自分に近いこととして意識できるのではないでしょうか。
教科学習と食育を連動させることで、より身近に感じることができるはず
平成17年度に栄養教諭という制度ができ、学校での食育が重視されるようになってきています。給食のメニューを作るだけではなく、給食時に積極的に子どもたちに食について伝えたり、教科の先生方と協力してのティームティーチングも行われるようになってきています。
食は誰にとっても身近なもの。
そこから発展させることで、いろいろな学習が、身近に面白く感じられたらいいなと思います。
ここしばらく授業で使えそうな話を調べています。
思わず必要以上に資料を読み込んでしまったり、これもそうならあれも?と広がっていってしまったり、という具合に自分自身、面白くてたまりません。
学ぶの基本は、面白い、もっと知りたいというところから。
そんな、食育のあり方を追求していきたいと考えています。
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