北京で学生をしている娘から、料理の写真がたまに送られてくる。
今朝は、「鴨ダシのうどんであったまった」と。
北京ダックを食べに行った時に骨をもらってきてダシをとって冷凍してあったから
朝の忙しい時(今日は「死ぬ気でがんばる!」テストの当日のはず)でもおいしいものが食べられる、とのこと。
「将来できないと困るから」と料理を教えたことはなかった
家にいる時は、たまにお菓子づくりをするくらいで、とくに料理をするわけでもなかったのに、娘が先日送ってくれた一日の食事は以下。
朝)バゲットを焼いたのとサラダ、トマトスープ
昼)ポークステーキ(他の写真はなかったので、つけあわせは不明)
夜)照り焼きチキン(海苔とレタスを刻んだものがたっぷり)と野菜たっぷりの溶き卵スープ
「家で作るのが安いしおいしい!」のだそうだ。
考えてみれば、「将来困るから」と娘に料理を教えたことは一度もなかったかもしれない。尋ねられればコツや作り方は教えてきたけれど。
自分1人のためでもご飯を作って盛りつけに工夫するのは「心地よい」
忙しくてもほぼ毎食ご飯を作っていたし、
ご飯を作ることは楽しいと思うし、
おいしくできたら嬉しい。
たとえ自分一人のためにだとしても、
ある程度ちゃんとご飯を作るし、
ちょっときれいに盛りつけようと思う。
それは私が私でいるために大切なことと思っているから。
嬉しいことに、その感覚を娘は受け継いでくれたようだ。
自分のためだけにでもご飯を作って
ちょっと盛りつけに工夫しておいしく食べるというのが
「心地よい」っていう感覚。
分野が変わると、頭が固くなっていたのね、、、
先日、住居学を日本で広めようとしているHiromiさんとお話させていただく機会があった。
「息子の部屋がグチャグチャで、ものすごいストレス。片付けてといってもしないし」
私がいうと、
「将来ちゃんと片付けができるように、今やらせなくちゃなんて思っちゃだめよ。文句を言ってもやるようになんかならないから。文句言うだけ馬鹿みたいじゃない?全部すっきりきれいに片付いている状態が『心地よい』って感じるようになれば、絶対将来そうするから、掃除しちゃえばいいのよ」
そう言われて、スコーンと抜けた。
部屋がすっきり片付いていると「心地よい」という感覚を息子にプレゼント予定w
食に関することでまったく同じアドバイスを人にしているっていうのに、別のこととなるとこんなにも頭が固くなってしまっていたのね、と反省。
「心地よい」という感覚を子どもにプレゼント。
というわけで、今度時間があいたら、息子の部屋を徹底掃除&整理!と心に決めた次第w。
たっぷり半日はかかりそうだけど!
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kayo shimizu (土曜日, 24 11月 2012 21:06)
本日、YUKOさんのヨガでお会いしたshimizuです。
まさに!目からウロコでした。うちの息子も部屋がぐちゃぐちゃなんです。部屋がすっきり片付いていると心地よい!という感覚を植えつけちゃえばいいのね!
明日からもう怒らないようにします。
サカイ優佳子 (日曜日, 25 11月 2012 20:30)
清水さん、コメントありがとうございます。
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