旅するように楽しむ日本酒と料理の会vol.2

1月19日(日)、大好きな店、曳舟の「ごでんや」さんで、オーナーであり日本酒の燗つけ師として活躍する五嶋慎也氏が、私が作る世界各地の料理にインスピレーションをえた料理一品ごとに、ライブでマリアージュするというイベントを開催しました。

一品ずつの料理を味見して、その場で酒と温度とそこまでの過程を決める!ライブ感たっぷり

事前に作る料理を文章と写真で伝えてはいるものの、試食してもらうのは実際にお客様にお出しする直前。

ゴッシーさんが一品ずつ料理を口にし、香り、食感、味わいなどから、使うお酒、温度、その温度にもっていく過程などをその場で決定して燗をつける。一口食べてコレと決めるときもあれば、何度も試食して悩みつつ決める時もあり。

そして、私の料理のどの部分を強調したいと思ってその酒を選んだのかを解説してくれるのです。

このライブ感はたまりません。
私はワクワクしながら、どんなふうにあわせてくれるのかを楽しませていただきました。

「ハーブやスパイスを使って世界各地のイメージの料理を作って」との依頼

作った料理は
1 伊予柑とモロッコ的なスパイスをミックスして戻したクスクスの前菜
2 ほうれんそうのトルコ/ギリシャ風ヨーグルトソース&小豆とクリームチーズのディップonバゲット
3 イギリス風ナッツローフに庭の柚子皮の砂糖漬けをあわせて
4 ホタテのベルベレ(エチオピアのミックススパイス)風味ソテーとドイツ風紫キャベツと紅玉の赤ワインビネガー煮
5 カラプルクラ(ペルー風チキンとパパセカ=乾燥じゃがいものピーナッツ風味煮込み)
6 レバノン風ひっくり返しご飯
7 ベトナム風緑豆、きくらげ、昆布のチェーのアレンジ(ココナッツミルクではなく牛乳と杏仁霜で)

*写真提供 石川秋子さん

ゴッシーさんの味覚の鋭さ、センスの素晴らしさに感動するとともに、日本酒の食中酒としての幅広さを改めて認識。

ゴッシーさん、昨晩は完璧なサポートに徹してくれた、普段はごでんやで素晴らしい料理を作っている千裕さん、参加してくださった皆様に感謝!
本当に楽しくシアワセな時間でした!