外務省が保有するワインについて、国会で話題になっています。
「ワインは外交上の賓客のもてなしなどに使う」
それはわかるのですが、飯倉公館に約3千本、在外公館に3万4千本の在庫は適正水準と言えるのか、と議論は続きそうです。
たまたまネットでワインの専門家が10年ほど前に書いたブログの中に面白いデータを見つけました。
それによれば、外務省が日本ワインを初めて購入したのが平成13年。
でもその後買い続けるようになったのかというと、次の年の購入リストにはなぜかシャトームートンルートシルトとか、シャトーラトゥールとかが並び、ボトルあたりの平均価格が15786円で日本ワインはゼロ。
さて、どの程度の在庫があるのが「適正」なのか、私には到底判断できるものではありませんが、平成25年の買い付け内容がどうなっていたのか、保有本数のうち日本ワインがどの程度を占めるのか、気になります。
海外からの賓客をもてなすからこそ、フランスの高級ワインではなく、日本が誇るワインを知っていただく機会とする、という方が外務省のあり方ではないかと思うのですがいかがでしょう?
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