自由大学(世田谷ものづくり学校内)での「乾物のある生活」も9期目半分を終えました。
今回のテーマは豆!
豆の戻しパターンは3つ。これを憶えると豆料理は気楽に。
その場でまずは小豆の茹でこぼし→小豆を茹でる、から開始!
この小豆は最後にスイーツとして召し上がっていただきました。
すぐに豆の時間軸のワークにうつります。
豆は「面倒」と思う人が多い乾物の一つだと思いますが、受講生の皆さんの声「戻さずにすぐ使える豆と6〜7時間戻す豆に二分されるんですね!」
そしてその見分け方がわかれば、豆を日常に使うのもそう大変なことではなくなります。
以前ある連載で豆の戻し方のコツなどをまとめています。
戻し方、茹で方の基本は3パターンに分類可。
そして「一晩戻して1時間茹でる」パターンの豆の、お気楽な茹で方(手を動かすのは2分。後は勝手に豆がゆだってくれる!)もご紹介していますので、こちらをご覧くださいね。
大豆製品である高野豆腐も登場。
試食もアレコレ。
「豆って種なんですね!生きてるんですね!」必ずあがる声
インドや中国などでは普通に発芽した豆が売られています。
発芽の時のパワーをそのままいただく発芽豆。
日本ではこうした食べ方は知られてきていませんでしたが、ここ数年発芽させた豆を売る店も少しずつでてきています。
調理する側からするとよいのは、たった5分で火が通ること。
家で簡単に発芽させることができます。
そして、炒め豆は、「煮豆のグシュッとした食感が苦手」という人でも好き!という方も多い、新鮮な食感なのです。
老舗乾物店 足立商店さんにもご協力いただいています
昆布ときくらげと豆。ベトナムで普通に売られているスイーツの具なんです
宗教的な禁忌の多いインドの給食は豆料理
7年ほど前、インドで学校給食がはじまるという話をインド人からききました。
土の中に生えているものは一切口にしないというジャイナ教までいるインド。
「どんな給食なんですか?」ときくと、豆料理なのだそうです。
どの宗教を信じる人もみなが食べられるのが豆料理、と。
カラダによさそう、とは思っていてもなかなか自分で使うことが多くはない食材の代表ともいえる豆。この講座を受けた方たちが「豆料理つくってみよう!」と思ってくれることを願っています。
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