ワインエキスパートの碓井久惠さんによる家飲みワイン講座第二弾。
実は2月15日に予定していたのが関東を襲った大雪により延期となっての開催。桜も咲き始め、まさにロゼ祭りはこの日に開けという天の思し召し?
11名の参加者、ドレスコードもロゼで華やかで素敵な会になりました。
そして、ロゼの世界に私もすっかり目覚めてしまいした!
魚でも肉でもなんにでもあわせられるロゼに世界が注目
ロゼ、というとマテウスロゼ、あるいはロゼダンジュ。甘口〜とても食事にあわせられないというイメージを持つ人もまだまだ多いはず。私もあえてロゼを選ぶことはほとんどありませんでした。
でも実は、魚にも肉にもあわせられるロゼには注目が集まっており、中でもプロヴァンスのロゼはとくに大注目とのこと。
今回久惠さんが用意してくれたロゼは4種類。
- ラングドワ・シャトー クレマンドロワール ブリュットロゼ(カベルネフラン) ロワール
- シャトーミラヴァルロゼ ジョリー・ピット&ペラン(サンソー、グルナッシュ、シラー、ロール)2012 プロヴァンス
- クロ・サント・マグドレーヌ・カシーロゼ(グルナッシュ) 2012 プロヴァンス
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E・ギガル タヴェルロゼ (グルナッシュ、サンソー、クラレット) 2008 ローヌ
私は断然3のベルベットのような質感が好みでした。久惠さんと「予習」と称して神泉の遠藤利三郎商店で飲んだ時に「これこれこれ〜!」と大騒ぎした一本。
2は名前の通りブラピ夫婦が買い取ったワイナリー。ボトルの形が独特で一度見たら記憶に残りますね。
ロゼだけでなく、こんな話題のワインたちも!
「やっぱり全部ロゼより白や赤やデザートもほしいでしょ?」とエンタメ精神あふれる久惠さん。というわけで、さらにこちら。
- カレラ ジョシュ・ジェンセン セレクション セントラルコースト(日本限定発売!シャルドネ) 2012 カリフォルニア
- デ・ボルトリ ガルフステーション ヤラヴァレー(ピノノワール) 2012 オーストラリア
- トーレス セレステ クリアンサ(テンプラニーリョ) 2010 スペイン
- トーレス フロラリス モスカテル オロ(ミュスカ)スペイン
- バロン・ド・メディシス ドゥミセック (ブランドブラン) フランス
ロゼ祭りにあわせて作った料理とは?
あわせる料理は、どこかに必ずロゼ色を使うという縛りを自分に課してみました。
この時期としてはとても温かかったし、前から久惠さんが
「ロゼにはエスニック料理があう気がするんですよね」
といっていたこともあり、エスニック色も入れてみました。
どんな料理にもあう、といわれるロゼの特徴がほんとうか確かめるため(笑)、さまざまなタイプの料理でコースにしてみました。
- 小豆のディップ(小豆がロゼ色)
- トマトのシンプルロースト(トマトが濃いロゼ色)
- 空豆と桜エビのフリッタータ(桜エビがロゼ色)
- 「春の庭」という名前のフランス家庭料理、レタスとグリーンピースのスープ煮(ベーコンがロゼ色)
- ホタルイカと菜の花の生姜醤油炒め(ホタルイカがロゼ色)
- インド風ネギマ(実はマグロにスモークをかけてロゼ色にするつもりがうっかりスモークをかけすぎてしまったので急遽作ったオリジナル。なのでロゼ色がない!!)
- 鯖のフライwith自家製スイートチリソース(スイートチリソースの赤唐辛子がロゼ色)
- 赤玉葱入りのさっぱりコールスロー(赤玉葱がロゼ色)
- 苺のリゾット
- スペアリブと3種の芋、きのこ、にんじんのキャセロール(豚肉がロゼ色)
- 「ゆかたん寿司」(スモークサーモンがロゼ色)
- 参加者の1人からいただいた干しナツメを刻んで、黒酢と醤油と麻椒とあわせ、薄切りのセロリをマリネして(ナツメがロゼ色)
- 赤米のバター餅
- チョコと小豆のケーキ(小豆とドライクランベリーがロゼ色)
今回もそれぞれに個性あふれる方々が参加してくれました。
「優佳子さんのウチにはいい気が流れているのよね」というお言葉もいただきましたが、訪れてくれる皆さんがそのいい気を作ってくれていると感じています。
忙しい中、また、花見に最高の日に我が家に集ってくださった皆さんに感謝!
そして久惠さんに感謝!
vol.3、開催予定です。
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