4月から、月に2回ほど講座の企画・運営をご依頼いただいている天然木を使った住宅ショールーム、樹のソムリエstudioさんで、5月18日、「捨てなくても片付いた!幸せ収納by杉田明子さん」を開催した。
杉田さんと初めてお目にかかったのは昨年、名古屋。
ちょっとお話しただけだったが、頭の回転のはやさを感じた。
その後、名古屋出張の折にお声がけさせていただき、2度目の逢瀬。
そして今回の依頼とあいなった。
日本人は「もったいない」という意識を、心の奥深くに持っている。
昨今「捨てられない=悪いこと、捨てられる=いいこと」といった考え方が広まっているが、はたして捨てられないのは悪いことなのだろうか?
そんな問いかけから始まる。
「片付けることができないのは、私がだらしないからだ」
実はそんな風に思い込み、コンプレックスの原因となっている人も多い。
でも実は片付けもまた、練習によって上手になっていくもの。
そう、少しずつ時間をかけて習得していけばいいのだ。
そんな語りかけに、気持ちがラクになる人も多いに違いない。
まずは全部出してみる。
分類してみる。
好きなもの、必要なものを選ぶのが大切だという。
捨てるものを選ぶ、という行為は、実はメンタル的にあまりよくない。
「捨てた」ということについフォーカスしてしまうからというのだ。
いつまでも「やっぱり捨てなければよかった」といった思いにとらわれてしまいがち。これはたしかに合点がいく。
小さなところから始める。
小さな成功体験を積み重ねていくことで自信をつけていくというのは、仕事を進める時と同じだなと思いながら聴く。
杉田さんの著書は読んでいたのだが、やはり改めてお話を伺うとまたやる気がわいてくる。
自分の家の片付けができるようになるだけでなく、そんな収納の考え方、方法を教えることができる資格認定制度もあるのだという。興味のある方は、一般社団法人日本収納デザイン協会のサイトを訪れてみてほしい。
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