ここしばらく、私としては忙しすぎた。
カラダは正直で、
月曜日、イベント会場で椅子を移動しようとしたらギクッ。
軽いぎっくり腰。動くと冷や汗がでるほどの痛みだった。
いつもの「整膚」にかけこみ、大事には至らなかったけれど、
腰の痛みを抱えての一週間は、なかなかにしんどいものだった。
無駄があってこそ、なのだ
今日、予定の合間に30分ほどのあき時間ができ、
本屋さんで立ち読みを愉しむことにした。
ちょっと気になっていた篠田桃紅氏の新著の中に、
今の私にぴったりの言葉を見つけた。
「無駄は、**の必然」(あはは、**の部分を思い出せない)
時間でもモノでも
「コレ」と思い定めて無駄なくそれを自分のものにしようとすれば、
1+1=2にしかならない。
でも無駄(セレンディピティが起こる余裕といいかえてもいいのかな?)
を大事にすることで、1+1が10になるやもというわけだ。
余裕がなくなると、自分がふだん興味のあるものにしか気持ちがいかない。
でも実は、自分の興味の範囲だけで生きていたら、どれほど狭い考え方しかできなくなるかは経験済みだ。
答えを急がなくてもいい。じっくり熟成させることも必要
アウトプットばかりで枯渇する、というのでもなく、
インプットばかりして溜め込んでいる、というのでもなく。
入ってきたもの、取り込んだものを
じっくり熟成させる時間を持つことが必要と痛感する。
あえて、動かない、何もしない、待つ
そんな選択もアリ。
結論を急がないでもいいことはたくさんある。
簡単に答えを出せるものばかりではないとも思う。
人生は短い。
でも一人で全部やろうと思わなければ、
自分一人の人生の短さもきにならなくなる。
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