人の時間を大切にすることは、仕事を気持ちよくスムーズに進めることにもつながる

ホームページを通じて監修の仕事の依頼をいただいた。

初めて連絡をいただいたその人とは、お会いしたこともなく、この仕事ではお会いする機会もなく終わるであろうと思う。

だが、この担当者のことはきっと忘れない。

何がそう思わせたのだろうか、、。

急に連絡してきて、こちらの都合などお構いなしにギリギリのスケジュールを押し付ける人も、実は少なくない。それがあたりまえという態度で接してくる方には、仕事をお断りすることもある。

こういうスケジュールで進みます、とあらかじめ連絡しておいてくれる方との仕事はありがたい。
こちらも段取りできるし、事前に「その締め切りは難しいので1日延ばせませんか?」とか、「もう半日はやく戻していただければ対応できます」とか相談ができる。

こんなにこちらのことを考えてくれるなら、それに答えてちゃんと仕事をしたいと自然と思ってしまうのだ

今回の人の気の配り方は、非の打ち所がない。
ホームページから仕事の打診。
企画詳細について、謝礼について、必要な写真の枚数や内容について、スケジュールまでなどがきっちり書いてある。(実はお金のことを口にするのは下品だとでも思っているのか、こちらが尋ねるまで謝礼について触れない人が意外と多い。でもビジネスなのだから、どれだけの仕事でいくらちょうだいできるのかまでわかってはじめてYes or Noのお返事ができるというものだ。)

こちらの確認がいるものについては、こちらのスケジュールをきいた上で無理のない形になるように気を遣ってくれる。

たとえば、ある会社との折衝は事前にこちらで話を通しておけば、こちらが動けない2日の間に話をつけてくれる、とか。

出たデータはすぐに送ってくれつつ「ここ数日はお忙しいと事前に伺っておりますので、とりあえずデータは送りましたが、デザインが揃ってからの金曜のご確認で構いません」と一言添えてあるとか。

彼の電話やメールの一言一言で、無駄に急ぐ必要はなくなり、気持ちよく、でもそれに答えてきっちりと仕事をしようと思える。そんないい循環が生まれる。


相手の時間を考える。
それは巡り巡ってさまざまないい影響を与えるにちがいない、と確信した今日。

私もまたそんないい循環を作っていく一人になりたい。

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コメント: 4
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    Fallon Alcina (水曜日, 01 2月 2017 08:18)


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