珍しいなと思い、作り方を説明してもらい、種も分けていただき、家で早速作ってみたのはもう30年以上も前のこと。
そんな、私にとっては懐かしい「愛玉子」を送ってくださった方がいたので、久しぶりに作ってみることにした。
愛玉子は、晒しの袋の中に入れて水の中でよくもんでやることで水にとろみがついて固まる。それをレモンや蜂蜜で調味してゼリーのように食べる。当時はそのやり方で作ってみた記憶があるのだが、今回同封されてきた作り方には、20gの愛玉子に1200ccの水を加えてミキサーで2分ほど攪拌したら濾すとだけある。あまりに簡単に見えたので、今回はこちらの方法で。
結果。
手で揉むより凝固力が弱い感じ。
とはいえ、ゼリーでもない、寒天でもない、頼りなげな固まり方は、大学時代に味わった不思議な食感を瞬時に思い起こさせてくれ、なんとも不思議な郷愁に浸る時間となった。
煎り黒豆を作っていたので、それと自家製ヨーグルト、自家製の国産グレープフルーツピールを入れて固めた愛玉子をトッピング。たっぷりできたのでしばらくは、当時のことを思い出したりなんぞしつつ、堪能しようと思う次第。
食べものは、いろいろな想い出とつながっている。
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