防災食を食品ロスにしないために

ビッグサイトで開催されていたオフィス防災EXPOを見てきました。
備蓄食料が賞味期限を過ぎると食べられずに廃棄されてしまうといったニュースをよく聞くこの頃。
自治体の中には、賞味期限間近の乾パンなどを無償配布するところも出てきています。

 

が、そもそも、何を備蓄するべきなのかを検討すること、また、ローリングストック(使っては補充するを繰り返すことで常に新しいものが手元にある状態を保つ備蓄方法)をどう実現するのかを考えていくことが必要と感じています。

「システムとして」おもしろい、と思ったのがイザメシのこちら。

  1. 自分の備蓄は自分のデスクに、とデスクの引き出しや書類棚に入る形の箱に入れてある
  2. ボリュームセットとライトセット、和食セットの3種の中から自分の好きなものを選べる

この二つによって、
  備蓄食料がどこにあるのかわからない
  いざという時にそれをみんなに配るだけでも時間と手間のロス
  自分ごとにならない
  普段に食べたいと思えないモノは捨ててしまわれがち
といった今までの課題をクリアしています。

おまけ情報 美味しい「缶パン」

試食しながら回ってみて、素直に「美味しい」と思える防災食品が以前に比べて増えている印象がありました。

 

そんな中でも一番美味しいなと思ったのが、ボローニャの缶deボローニャ
ギフト用の見た目もいい感じのボックスも新登場するらしく、こんなプレゼントは喜ばれそうだなと思いました。
非常食なのだから、まずくても仕方がないではなく、やはり美味しいに越したことはありません。

オフィスでの防災、最近では72時間分の備蓄が必須とも言われています。
でもその後は、、、。
家庭での備蓄については、また別の機会に書きますね。