2017年のブログ
2017年
12月
21日
木
柿酢を仕込んでみました
先日、住空間デザイナーの関口春江さんに「柿酢って、驚くほど簡単に作れるんですよ」と教えていただき、早速、渋柿で挑戦してみることにしました。
2017年
12月
12日
火
「一緒に」読書する楽しみ
12月11日、月曜日の午前、横浜市緑区のとても気持ちのいい一軒家「季楽荘」で、読書会をファシリテートさせていただきました。
2017年
11月
13日
月
本を介することで深い共感を得ること
11月12日(日)、とても素敵な女性から「ぜひこの場所を使ってくださいね」とお声がけいただき、日本橋で読書会を開催させていただきました。
集まってくれたのは30代から50代の女性5名でした。
2017年
10月
22日
日
家飲みワインを極める!vol.7開催!
ワインエキスパートの碓井久惠さんを迎えて、今回はオーストラリアワインをフィーチャーした講座を開催していただきました。
久惠さんとのこの会は、まずは久惠さんからワインの特徴を言葉で表したリストが届き、それに合うような料理を考えてお出しするという趣向。
レシピに残す必要はないので、珍しい調味料を使ったり、時間がかかりまくる料理を作ったりしても問題ないのが、ストレスなくていいのです。
そして、久惠さんの言葉による「制限」で、いつもとは違う味や風味の方向性を考えることになり、私にとっては創造の楽しい時間。
2017年
10月
12日
木
本を読んでくる必要なし。対話を生む読書会開催していきます
何度か参加したことで、「ファシリテーターになりたい!」と思い、2015年6月にRead for Actionのリーディング・ファシリテーターの資格をとりました。
当時は9月開催のミラノでのイベントを控えクラウドファンディング中。そして、乾物ヨーグルト(ヨーグルトを乾物で戻す)についての初めての本の出版も控えている時期でした。
その後、怒涛のような日々に突入してしまい、「読書会を開催したい!」という思いを持ちつつも開けず。
「今年は、これからの生き方を考え、布石を打つように行動を変えていこう」と年初に思っていました。
その一つとして、先月、ファシリテーター講座を再受講してきました。
2017年
10月
11日
水
栃尾揚げサンド、アレンジ自在!
新潟県長岡市の栃尾の名産「栃尾揚げ」。
新潟に地縁があり、ずいぶん前から知ってはいたものの、最近までは特によく食べるものではありませんでしたが、最近は登場頻度急上昇!
豆腐を低温と高温とで二度揚げしてあることで、中身がふっくら仕上がる厚くて大きな油揚げです。
2017年
9月
26日
火
「美味しさの脳科学」を読んで
「美味しさの脳科学 Neurogastronomy 匂いが味わいを決めている」という本を読んだ。
2002年から、「五感」で感じることを中心に据えた食育プログラム「食の探偵団」を開催してきている。
なので、今までにも嗅覚についての本も読み、研究者にも会いに行き、実際に嗅覚を通じての、あるいは嗅覚にまつわる気づきがあるようなプログラムを行ってもきた。
この本は、そんな中でも、かなりの充実度(300ページを超える専門書)。さもありなん、著者は、イェール大学の神経生物学の教授であり、「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」誌の元編集長でもあるゴードン・M・シェファード。
なかなかの難易度ではあるが、学びと発見がたくさんあった。
2017年
9月
25日
月
「戦争がつくった現代の食卓」を読んで
軍隊の食。
極限の状況の中でも体力を維持するだけでなく、士気を高めるようなものであってほしい。輸送にも適しており、保存期間も長くなくてはならない。
そんな食を研究しているアメリカのネイティック研究所を中心に、軍隊用の食事(レーション=糧食)として要求される要素を研究する先に、今私たちが享受している加工品の誕生があるとし、この本「戦争が作った現代の食卓」には、その例が多数あげられている。
2017年
9月
24日
日
古いお茶?自家製ほうじ茶を作っちゃいましょう!
7月に亡くなった義母の枕元に最後まであった煎茶。
でも残念ながら、香りが飛んでしまっていました。
古くなってしまったお茶、どうしていますか?
そんな時は、捨ててしまうのではなく、ぜひ、ほうじ茶にしてみてください。
2017年
9月
23日
土
「実況 料理生物学」を読んで
大阪大学で人気だったという(著者・小倉明彦氏はすでに退官)「料理生物学入門」の講義の様子を本にしたという「実況 料理生物学」を読んだ。
焼き豚の前と後ろは?
牛乳が白いのはなぜ?
なぜ犬は生野菜を食べなくてもいいのか?
なぜパンダは肉を食べないのか?
2017年
9月
17日
日
レゾナンス・リーディングを試してみた
前から言葉だけは聞いていた「レゾナンス・リーディング」。
共鳴読書とでも訳せるだろうか。
この読書法について解説した本のタイトルが
「1冊20分、読まずに『わかる!』すごい読書術」
さて、どんな本なのだろうか?どんな読書法なのだろうか?
2017年
9月
04日
月
「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」を読んで
引用されていたヨーゼフ・ボイスの言葉が、響いた。
「社会彫刻」
「すべての人はアーティストとしての自覚と美意識を持って社会に関わるべきだ。この世界をどのようにしたいかというビジョンを持って、毎日の生活を送るべきだ。」
2017年
9月
01日
金
塩豚があれば!
今日は賄いランチが3人分必要!
でも、冷蔵庫にストックがあまりないぞ、まずい。
と思ったのですが、「あ、3日前に塩豚を作っていたんだった!」と胸をなでおろしました。
2017年
8月
30日
水
「必生 闘う仏教」を読んで
たまたまその人に関する記事を目にし、こんな人がいるんだ!と本を手に取った。
佐々井秀嶺氏。
若い頃、三度の自殺未遂をするも、師と仰ぐ人たちとの出会いから立ち直る。出家し、タイ留学を経て33歳でインドに渡り、55歳で帰化。
今は1億人を超えるインドの仏教徒の最高指導者として「闘う」。
何に対してか?
2017年
8月
29日
火
漬物はタッパーで簡単に
10日ほど旅にでていました。
出かける前、数日やむをえぬ外食が続き、食べ終わると思っていた野菜が多少残ってしまうことが予想され、、、。
となれば、漬物をチャチャっと仕込みます。
2017年
8月
28日
月
「2030年ジャック・アタリの未来予測」を読んで
”「起きるわけがない」と決めつけても、どんなことだって起こりうる。そうした最悪の事態を予測することが、最悪を回避する最善の手段なのだ。”
”未来の歴史家たちは、2017年の人類が「大破局」を予見したのに、これを阻止するための地球規模の革命を起こさなかったのはなぜか、と疑問を抱くに違いない。”
2017年
8月
19日
土
懐かしのバゴーン!
18年ぶりのマニラ。
三連休前の金曜の夜、雷、豪雨とあって、普段なら30分かからないという道が、タクシーで1時間弱かかり、「I am starving!」と叫びたいくらいお腹が空いてレストランに到着したのが現地時間の8時すぎ(日本の9時すぎ)。
まずは20代にマニラのマカティに出張できた時によく飲んでいたグリーンマンゴージュースとビールのチャンポンで乾杯!
2017年
8月
15日
火
基本のマリネ液を覚えれば、変幻自在!
北京に住む娘、大学に籍を置いているものの、毎日大学病院で医師見習いのような生活を送っており、7時半から20時半までが通常の勤務、たまに当直で48時間病院にいることもあるといった状況。医者の世界ってかなりブラックなんですね(笑)。
そんな中、普段は料理を作りたくないと、休みの日は半日かけて一週間分の作り置きをするのだそうです。「長持ちしそうだからマリネのレシピ教えて」と連絡がありました。
2017年
8月
13日
日
フランス南部の素朴なお菓子ミアスを久しぶりに焼く
このお菓子を初めて焼いたのは、10年前。息子が小学校5年の時。
息子が通う小学校の「国際理解授業」で1日先生をつとめました。海外に住んだことがある母親が、順番にその国での暮らしについて話をするというもの。
フランスの中部、オーベルニュ地方のクレルモンフェランに、1年に満たない短期とはいえ、5歳と0歳の子らとともに住んでいたことから白羽の矢がたったのでした。
2017年
8月
12日
土
これ一本で、サラダがグッと美味しく!〜ホワイトバルサミコのススメ〜
2015年、ミラノでイベントを開催した時、お土産に買って帰ったうちの一つが「ホワイトバルサミコ」。
ドレッシングを作る時に、これがあることでグッと美味しくなるので我が家のキッチンには欠かせないのです。
と伝えたら、友人が、「いつも使っている酢をホワイトバルサミコに変えただけで、びっくり!」と報告してくれました。
2017年
8月
08日
火
ヨーグルトを塩味で
ほぼ毎朝ヨーグルトを食べるので、ヨーグルティアというヨーグルトメーカーを使って自家製ヨーグルトを作っています。
この時期は、きゅうりの薄切りを塩揉みしてから水を切り、ディルをふりかけて食すなど、きゅうりの歯ごたえとヨーグルトの味がマッチするサラダ感覚の食べ方は、おすすめです。
2017年
8月
07日
月
夏祭りのあとの竹輪
友人から、余ってしまった食品を寄付して役立ててくれる場所を教えてほしいと連絡がありました。
聞けば、夏祭りで残った竹輪が何十本も手元にあるのだとか。
賞味期限は二日後。
2017年
8月
05日
土
美味しくて添加物なしのノンアルコール飲料が欲しいのです
お酒は、正直かなり好きな部類に入ると思う。
というか基本、私は「飲む」ことが好きなようだ。
ノンアルコールも含め。
最近はゆるいカフェイン抜き生活をしているのだが、元来お茶飲みでもあるし、水も多めに摂る方と思う。
2017年
8月
04日
金
氷で日本茶を淹れる
しばらく眠りが浅い日が続いたので、もともと弱いカフェインをしばらくできるだけとらないでみようと思っていたところ、友人が「水出しにすれば緑茶のカフェインが少なくなりますよ」と教えてくれました。
2017年
8月
03日
木
シェフワトソンは桃に何を合わせるか
「2017年には、コンピューターはあなたの味覚をあなた以上に理解するでしょう」
そう言ったのは、人工知能「シェフ ワトソン」を開発した1982年生まれのラヴ・ヴァーシュニー。2015年にはシェフ ワトソンによる料理本も発売されているし、その後、雑誌とのコラボレーションのレシピも多数公開している。
人間は「それとあれを組み合わせるなんて、そんなバカな」と考えがちだが、ワトソンにはそうした先入観がないために、クリエイティブな食材の組み合わせを考えつくのだという。
2017年
8月
02日
水
もやしを美味しく茹でるには
シャキッと美味しく茹で上がったもやしは、このお値段で申し訳ない!と思うくらい美味しいですよね。
ところで、もやし、どうやって茹でていますか?
2017年
8月
01日
火
調味料が美味しければ料理も美味しい!
同じレシピで料理を作っても、調味料が違うと、実は出来上がりの味が相当違ってしまいます。
日々の暮らしの中で、食材をすべてワンランクアップするのは大変ですが、調味料はケチらずにいいものを揃えると、材料は変わらないのに普段の料理が格上げされます。
2017年
7月
31日
月
NYの三つ星レストランのシェフが10年のフィールドワークの末に考えた「第三の皿」とは
読み応えのある上下巻だった。
土地を訪れ、人と対話し、食べ、シェフとして持続可能な食の未来のために何ができるのかを考える。
著者ダン・バーバーの十年に渡るフィールドワークと思索のノート。
2017年
7月
29日
土
防災食を食品ロスにしないために
ビッグサイトで開催されていたオフィス防災EXPOを見てきました。
備蓄食料が賞味期限を過ぎると食べられずに廃棄されてしまうといったニュースをよく聞くこの頃。
自治体の中には、賞味期限間近の乾パンなどを無償配布するところも出てきています。
が、そもそも、何を備蓄するべきなのかを検討すること、また、ローリングストック(使っては補充するを繰り返すことで常に新しいものが手元にある状態を保つ備蓄方法)をどう実現するのかを考えていくことが必要と感じています。
2017年
7月
28日
金
アジの塩焼きの残りをアレンジしながら家庭からの食品ロスの削減を考えてみた
「起業家と投資家を繋ぐ」をミッションにしたオープンイノベーションネットワークTHE BRIDGE主催のミートアップに参加してきました。テーマは食品ロスの削減。
ITを利用することで、食品ロス削減を含むさまざまな課題を解決しようという8社のピッチを聞く機会をえて、今自分がやろうと考えていることへのヒントももらえました。ウフフ。
2017年
7月
27日
木
紅生姜を作りませんか
新生姜が出回る今、紅生姜を作ってみませんか。
赤梅酢さえあれば、とっても簡単。
梅干を漬けていないから赤梅酢はない、、と諦めることなかれ。
今なら、梅干しを漬けるけれど赤紫蘇をもんで入れるのは面倒という人向け(?)に赤梅酢がスーパーにも割と売られているのを見かけます。
2017年
7月
26日
水
冷蔵庫に昆布水
冷蔵庫に昆布水を常備しています。
昆布に適当に切れ目を入れて冷水筒に入れておくだけのこと。
ミネラルと旨味が溶け出した昆布水は、和食に限らず、どんな料理にも水代わりに使うと一味違う仕上がりに。
2017年
7月
24日
月
最晩年の食について思う
先週八十八歳で亡くなった義母の告別式を無事に済ませました。
義母の最期の日々に寄り添う中で、人生最晩年の食のあり方について考えることになりました。
2017年
7月
23日
日
チョコチョコ干し野菜作りで家庭からの食品ロスを減らしちゃおう
6月の末に都内のある企業の社内マルシェの片隅で、7月半ばに自社農場も持つ名古屋のある企業のショールームのオープニングで、自家製干し野菜の作り方をお伝えする機会をいただきました。
その時にいただいた感想。
「こんなに簡単なんですか?実際に目にしてハードルがぐ〜んと下がりました。」
2017年
7月
22日
土
残りものを美味しく食べる
日本の食品ロス(まだ食べられるのに捨てられている食べもの)の半分は家庭から出ており、その量は、世界の食料援助の総量とほぼ同じ。そう聞くと、やはり無駄にせずにしっかり食べ切りたいな、と思います。
とはいえ、つい料理を作りすぎてしまうこと、ありますよね。
2017年
5月
24日
水
塩味ヨーグルトの勧め〜ライタ風〜
ウチの朝には、ほぼ毎日自家製ヨーグルトが食卓に並びます。
ジャムを入れたり、煎り大豆やドライフルーツ、もちろん生のフルーツを入れたり、オートミールとともに、などあれこれバリエーションがありますが、ちょっと蒸し暑くなってきた時に美味しいのが、インドのライタ風。
2017年
5月
08日
月
ワインに合うたけのこ料理
筍の季節。
筍ご飯、土佐煮、若竹煮など、定番の筍料理も大好きなのですが、ワインを飲みたいな、という時によく作るのがこちら。
2017年
4月
20日
木
ウェブ上には危険なレシピも実は少なくないのです
先週、蜂蜜を与えたことが原因で、生後6ヶ月の子が乳児ボツリヌス症によって命を落としたという哀しいニュースがありました。
親は蜂蜜を1歳前には与えてはいけないことを知らなかった、と。
このニュースの後、何人かと話をしたところ、子育て経験のある人でもそれを知らない人が私の周りでも少なくありませんでした。
2017年
3月
27日
月
死ぬまでにやりたいことはなんなのか?「孤独は消せる」を読んで
2017年
2月
16日
木
「昆虫を食べる」を読んで
2013年にFAO(国連食糧農業機関)が出した昆虫食の可能性を提示した報告書が出たことで、栄養豊富で育てやすく、環境負荷が肉に比べて大幅に削減できる昆虫食の世界に注目が集まってきています。
2017年
1月
10日
火
「100年後の水を守る」ために
ここ数日、「食べることが未来の社会を変えていく」と題してブログを書いています。
今日は水について、少し。
世界で「人間らしい暮らしをするために1日に最低限必要な水の量」は
50リットル
とされています。
50リットルの水で「普通に」生活しようとしてみると、日本の子どもたちからは「できるわけないじゃん!」という声が上がるそうです。
2017年
1月
09日
月
食べることが未来の社会を変えていく③食べものを捨てることが与える影響
未来に向けて食べ続けていくために、私たちにできることは何か、一昨日のブログに書きました。
私たち一人一人ができることの一つ、「食べものを捨てる量を減らすこと」について考える前に、食べものはどのくらい捨てられているのかを見てみたいと思います。そして、その行動がどんなことに影響するのかも考えていきたいと思います。
食べものを捨てることは、実は目の前に見えている「もの」を捨てる以上に多くの無駄につながってしまいます。
2017年
1月
08日
日
食べることが未来の社会を変えていく②食べ続けていくために必要になりそうなこと、もう一つ
昨日のブログをfacebookで公開したら、食品ロス問題の専門家の井出留美さんからコメントをいただきました。
「昆虫食という選択肢もあるかもしれませんね」
確かに、それを加えるべきでした!
というわけで、
5 今まで食用としていなかった食材を食べる
を付け加えたいと思います。これもまた、人の口に入る食べものを増やすことにつながります。
2017年
1月
07日
土
食べることが未来の社会を変えていく①食べ続けていくために何が必要か?
地球上の陸地はどんなことに利用されているか、考えてみたことはありますか?
University of Maineによると大体こんな感じなんだそうです。
2017年
1月
07日
土
難民問題を考える〜「ヨーロッパから民主主義が消える」を読んで
ドイツ在住の作家、川口マーン恵美氏の「ヨーロッパから民主主義が消える」を読了。
昨年末のベルリンのクリスマスマーケットでのテロは、EUの中で最も難民に対して寛容な姿勢をとるドイツにとって、さらに難しい課題を投げかけたことになる。
これからヨーロッパでの難民政策はどんな方向に向かうのか。
2017年
1月
03日
火
年初の読書〜内村鑑三「後世への最大遺物」
ある本の中に内村鑑三の「後世への最大遺物」の紹介を見出し、今年初めての本としてみた。
毎年年初に読み直すことに決めようかと思う。内容もそれに相応しく、また講演をそのまま文章にしたもので読みやすく、短いのもよい(kinde版なら無料で読める)