2018年のブログ
2018年
11月
25日
日
「発酵」をテーマにシェアReading
今回のシェアReadingのテーマは「発酵を考える」。
醤油作りをしている人、
発酵食レストランのオーナーシェフやそこで働く人、
生き物のカラダに詳しい獣医さん、
そして大学を9月に卒業したばかりという女子。
20代から50代まで、私を含めて6名で、
本を読み、対話する2時間でした。
2018年
11月
24日
土
フランスで評判のアプリYukaで食が変わるかも
フランスで評判というアプリ「Yuka」。
(リンク先は残念ながらフランス語のみ)
加工品などについているバーコードを読み取ると、
その食品を栄養成分、添加物の量などから
4段階に評価してくれるのだそう。
2018年
11月
09日
金
5分が与えてくれること
ここのところ、あれこれと気ぜわしい日々が続いていました。
「ぜ〜んぶ放ったらかして何も考えずに過ごしたい!」
と思う一方で、
そういうあれこれに忙しくするのが嫌いな訳でもない
そんな性分であることは、
50年以上の付き合いで自分が一番知ってもいるという矛盾。
こんな時は、あえて手を動かしてみるのです。
2018年
11月
06日
火
ピタゴラスは元祖ベジタリアン!
10月に開催した「肉を食べる」をテーマにしたシェアReadingの会に向けて読んだうちの1冊「イギリス肉食革命」。
子どもの頃の食卓といえば、その半分以上は魚と野菜だった。
この50年ほどの間に、日本の食卓は大きく変わり、肉の消費は大幅に増えている。
そのスタートはどこにあったのか。
「肉食革命」というタイトルに惹かれて手に取った。
2018年
11月
03日
土
「牛を屠る」
今は作家として生きる筆者は、北大法学部出身。出版社に勤務するも上司と喧嘩して一年で失職。偶然にも近いご縁で屠殺場の作業員になる。そんな著者の自伝的エッセーである。
まずは、私を含む、肉が好きという人にはぜひ読んでほしい本だ。
2018年
10月
30日
火
人類はなぜ肉食をやめられないのか?
ある日ベジタリアンになることを宣言した著者の母親が、2週間もすると「肉が好きだから肉を食べるの。それだけよ。」と元に戻ってしまう。
なぜ私たちは肉を食べたくなるのか?
肉を断つのが難しいのはなぜか?
肉がカラダに悪いなら、なぜ私たちはベジタリアンに進化しなかったのか?
etc.
母親の行動をきっかけに湧いてきたさまざまな疑問を追求するポーランド系カナダ人のサイエンス・ライターの手になるこの本、とても興味深く読んだ。
2018年
10月
26日
金
「肉を食べる」ことをいろいろな角度から考えてみた!
ほぼ毎月開催している、横浜市緑区中山でのシェアReadingの会。
今月のテーマは「肉を食べる」
平日昼間ながら、個性溢れる方々にお集まりいただき、大いに盛り上がりました。
2018年
10月
01日
月
「種子」をテーマにシェアReadingの会
9月30日、台風24号がくる直前の午前中、毎月恒例の季楽荘(横浜市緑区中山)でのシェアReadingの会を開催しました。
今回のテーマは「種子」。
2018年
9月
26日
水
幻の味、モクズガニ料理の会に参加
スタイリストとして活躍する一方で、ヨガを教えてもいる友人の澤木祐子さんと企画した「ヨーガリトリートin大多喜」。私たち含め、総勢8名の参加でした。
その初日、みんなが大多喜に到着してすぐに、廃校活用されている老川小学校で行われたモクズガニを使った郷土料理を学ぶ会に直行しました。
2018年
9月
14日
金
ブラムリーというりんご、知っていますか?
ブラムリーに初めて出会ったのは、10年以上前。
某農業系雑誌を通じて、「小布施でブラムリーの栽培を本格的に始めるので、どんな料理が向くか考えてくれないだろうか」という話が持ち込まれました。
ブラムリーはイギリス生まれの大きなクッキングアップル。
そのまま食べると、とっても酸っぱいのです。
2018年
9月
13日
木
デカフェをもっと!
ウチの近くの某カフェで、テレビの仕事で打ち合わせ。
暑さもおさまってきたので、片道4キロほどの道のりを自転車で。
自転車が気持ちいい季節になりました!
ここ、誰でもが知っている某大手カフェのワンランク上の作りの店舗ということになるのですが、一杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れてくれるのも魅力ながら、十種類以上のメニューをデカフェで注文できるのが、私には魅力。
2018年
9月
09日
日
9月の秘密の気まぐれ料理教室は、、
9月の秘密の気まぐれ料理教室、初日開催。
いろいろな分野で積極的に動いている方々がご参加くださり、さまざまな話題が飛び交いました。
いつも思うのは、この料理教室は、集ってくださる方々の魅力のおかげで成り立っているなあということ。
2018年
9月
09日
日
種子法廃止について概観するならおすすめのブックレット
農文協が編集し、2017年12月に出したブックレット「種子法廃止でどうなる?」を読みました。
2017年4月、国会で、稲、麦、大豆の優良種子の生産と普及を都道府県に義務付ける種子法(正式名称「主要農作物種子法」)の廃止が決まったことを受けて編まれたもの。
10名以上の方々からの文章が寄せられており、それぞれの言葉で語られていることから、とても読みやすい構成になっています。
2018年
9月
07日
金
「種子が消えればあなたも消える」
種屋に生まれたという著者、西川芳昭氏の専門は農村開発、農業生物多様性管理。種子調達や品種管理の調査研究を手がけてきた。
2017年2月。種子法の廃止が閣議で了承されたことをきっかけに、種子と人との関係に興味を持つ人が増えてほしいという思いで書いた本という(その後、種子法は2018年4月1日を持って廃止された)。
2018年
9月
06日
木
フードファディズムは永遠に続くのか
フードファディズムという概念を日本に紹介した高橋久仁子氏のお話を伺う機会を得ました。
「27年間費やしてきても、何も変わらない」
諦めにも近い高橋氏の言葉。
それでも伝え続けていくしかないというその姿勢に感銘を受けました。
2018年
8月
16日
木
「日本人が知らない漁業の大問題」を読んで
著者の佐野雅昭さんは、水産庁出身で学者になった方。専門は水産物流通の水産経済学者です。
この本では、「確かにそうだ!」と膝を打つような視点(でも言われなければ気づかないようなこと)が多く提示され、これからの漁業を考えるに際してとても参考になりました。
2018年
8月
16日
木
「日本の漁業が崩壊する本当の理由」って?
著者の片野歩氏は、20年以上に渡って、北欧中心に水産物買い付け業務に携わった経験を持ちます。
そしてその経験を元に、水産物のサステイナビリティを議論する国際会議「シーフードサミット」に参加し、日本人初の最優秀賞を政策提言部門で受賞しました。
この本では、漁業先進国と言われるノルウェーとの比較を中心に、日本の漁業の課題を記しています。
2018年
8月
11日
土
7月の教室はひじき特集でした
月に1〜2度自宅で開催している秘密の気まぐれ料理教室。
7月のテーマはなぜか唐突に「ひじきにしよう!」というわけで、
ひじき特集にしました。
数年前にテレビ朝日の「食彩の王国」で
ひじき料理をご紹介する機会をいただき、
多くの方から
「ひじきってあんなにいろいろな料理になるんですね」
とご感想をいただいたので、それをご紹介したいなあ、と。
2018年
7月
02日
月
6月の秘密の気まぐれ料理教室は
6月の秘密の気まぐれ料理教室は、こんなメニューでした。
ブルゴーニュの郷土料理 ジャンボンペルシ
自家製マスタード
クスクスのさっぱりサラダ
きゅうりのディル風味サワークリームサラダ(おまけ)
レモンクリームパスタ
オクラ入りアフリカ風シチュー
ブルターニュ地方の伝統スイーツ、ファールブルトン
2018年
5月
05日
土
休耕田に菜の花を植える
GWに大多喜の家を訪れた時に、最寄りの養老渓谷駅で「ハルイチバン」という菜種油を販売しているブースに出会いました。
聞けば、この油は、3月に一人車を走らせていた時に偶然目にした市原市の菜の花畑の種を収穫して絞っているのだとか。そうそう、この畑でベトナム人の若い女の子二人を車に乗せて大多喜の家に連れて行くことにもなったのでした(笑)。
2018年
4月
25日
水
水にハーブを入れるだけ。ハーブウォーターですっきり
庭のミントが出てくると作り始めるのが、ハーブウォーター。
ミントやレモンバーム、レモングラスなど、すっきり爽やかな香りのハーブを適当に混ぜて冷水筒に水と共に入れておくだけ。
2018年
4月
23日
月
神戸市の食品ロス調査を元にクエスチョン・ストーミングをしてみた
神戸市が、2016年冬と2017年夏にモニターを募集して行った食品ロス実態調査。その概要が、神戸新聞のウェブサイトに掲載されていました。
ちょうど「Q思考」という質問する力について書かれた本をテーマに、共に読み、ワークを行う読書会を開催していたことから、これを題材に、Qストーミング(クエスチョン・ストーミング)を試してみました。
2018年
4月
23日
月
食糧危機に立ち向かう科学者たちの物語
「世界からバナナがなくなるまえに」
(Never Out of Season: How Having the Food We Want When We Want It Threatens Our Food Supply and Our Future)
は、私たちの食べものである植物を守るために、時には自らの命すら投げ打って研究してきた科学者たちの記録であると共に、目先の利益を優先してきたことが、今、ともすれば壊滅的な食糧危機にすぐにも陥らないとは限らない現状への警鐘の書でもある。
読み物としてもとてもおもしろく、時には涙しながら読み進めた。
ぜひ一人でも多くの人に読んでほしい。
2018年
4月
18日
水
たけのこ三昧!
千葉県夷隅郡大多喜町に昨年購入した家の庭に、たけのこがニョキニョキ!
というわけで、今年は例年になく、食卓へのたけのこ登場率が上がっています。
2018年
4月
15日
日
米粉はこ〜んなに便利!
「粒で食べる量が減ったのなら、粉での美味しい食べ方を提案したら田んぼを残せるのでは?」という思いで、2007年から米粉レシピ開発に取り組んできました。
もう12年目ということに!!
いろいろなところで米粉料理教室は開催してきているし、自宅での教室でもメニューの中には組み込んできたのですが、意外に皆さん米粉の全貌についてご存知ない!ということに最近気付き、久しぶりの「秘密の気まぐれ料理教室」は、米粉の使い方に特化したメニューにして3月に1回、4月に2回、ほぼ同じ内容で開催しました。
2018年
3月
05日
月
プラスティックが魚より多くなる?
2050年には、世界の海に棲む魚よりも、世界の海に漂うプラスティックの方が、重量ベースで多くなると言う衝撃的な予測があります。
私たちの暮らしに欠かせないものとなってしまった感もあるプラスティック製品。
でも、このままでいいものでしょうか?
規制を進める国や地域も出てきています。
2018年
2月
27日
火
「備える」をテーマに読書会in中山
2月22日に「備える」をテーマに開催した読書会。
参加してくれた皆さんも、それぞれに「備える」というイメージで選んだ本を持ち寄ってくれての読書会となりました。
私が直前に「Q思考」と言う本を読んでいたこともあり、「備えは必要がない」ということに対してとにかく質問をたくさんあげてみるという、質問ウォーミングアップから始めてみました。
2018年
2月
10日
土
未来の食はどうなる?〜「料理と科学のおいしい出会い」を読んで〜
分子レベルでおいしい料理の秘密を探り、よりおいしい料理を開発する「分子調理」の研究者・石川伸一氏による本「料理と科学のおいしい出会い 分子調理が食の常識を変える」を読みました。
2018年
2月
02日
金
本を読まずに参加できる読書会@横浜市緑区
昨年10月から、月に1度程度の頻度で開催している読書会。
本を読まずに参加できます。
本を介しての対話を重視した読書会です。
その場の2時間では到底本を精読することはできません。
でも、みんなで同じ場に集まって本を読むことで、他の人の視点とともに読書ができるおもしろさ(ってどういうことかは体験してみていただきたいのですが)をきっと体感できるはず。
ずっと深くその本とお付き合いできるようになると思います。
2018年
2月
01日
木
英語で1時間の講義に初挑戦!挑戦って楽しい!
すでにだいぶ時間が経ってしまった昨年暮れのことになりますが、
慶應大学経済学部で、
Individual Actions for Food Sustainability
〜How can we make the world a better place to live?
と題して、1時間英語でお話させていただく機会を得ました。